【ゆずりは学園にて お話をお伺いしました】
田原市野田町にある「ゆずりは学園」を訪問し、理事長の沓名智彦さん、学園長の沓名和子さんご夫妻やスタッフの方々からお話をお伺いしました。

ゆずりは学園は、2001年から田原市を拠点に活動を続けているNPO法人です。
不登校などさまざまな事情を抱える子どもや若者にとって、学校や家庭とは異なる「居場所」となり、現在は田原市だけでなく豊橋市、豊川市にも活動の場を広げています。
フリースクールでは、一人ひとりに合わせた学習に加え、自然体験やスポーツ、ボランティア活動などを通じた交流も大切にされています。
当日は、動物たちとのふれあいなどを楽しみながら、みんなでカレーをいただくイベントも開かれていました。子どもたちが元気に挨拶してくれたことも印象に残っています。

一方、沓名ご夫妻からは、長年活動を続ける中で感じてきた課題についても率直にお話しいただきました。
特に印象に残ったのが、子どもたちの「移動」の問題です。過去には、ぐるりんバスの路線変更によって学園近くの停留所がなくなり、通学に大きな負担が生じた時期がありました。現在は再びぐるりんバスで学園近くまで通えるようになっていますが、公共交通は子どもたちの学ぶ機会や居場所へのアクセスにも直結する問題だと感じます。
また、行政との距離を感じることや、現場の声が十分に届いていないと感じることがあるというお話も伺いました。

学校だけが、子どもたちの学びや成長を支える場所ではありません。地域の中に多様な選択肢があり、必要とする子どもや家庭がそこにつながることのできる環境をどうつくっていくか。長年現場で子どもたちと向き合ってきた皆さんのお話から、改めて考える機会となりました。
沓名ご夫妻、スタッフの皆さま、ありがとうございました。







